外部からの有害な刺激に対する生体の防御反応。肌を守るバリア機能が低下し、異物や細菌などが皮膚内に侵入すると、それを排除しようとリンパ球などの免疫細胞が働く結果、赤みや痒みなどが生じます。いわば「皮膚の中で火事が起こっている状態」です。この状態を放置しておくと、やがてお肌のトラブルを引き起こしてしまいます。
【炎症の原因】
①紫外線…4月～9月は紫外線の量や強さが非常に高くなり、1年で最も紫外線による「刺激を受けやすい」次期です。
②汗…汗の成分の99％は水ですが、その他の成分は塩化ナトリウムが0.65％、尿素0.08％、乳酸0.03％です。また、体温調整を行うために分泌されますが、気温の上昇により発汗量はさらに促され、その汗の水分が蒸発し、その他の成分が頭皮に刺激を与え、「炎症」を起こしてしまうことがあります。
【対策】
「帽子や日傘などで紫外線を防ぐ。シャワーで汗を流す。おしぼり等で汗を拭きとる」など、お肌・頭皮の炎症を予防しましょう。炎症してしまった頭皮には【冷やす】ことが大切です。炎症とは「お肌の火事」。冷やして鎮めることがポイントとなります。
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